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2020年5月17日日曜日

新型コロナはなぜ食物からは感染しないのか?

全く今までの記事と関連性がない話ですがふと思ったので書いてみます。
新型コロナは食品からは感染しないことになっています。
SARS,MERS そして新型コロナの患者を調べて今まで感染した人がいないというデータに基づいた話です。

以前、香港で鍋を囲んで感染者が出たケースがありました。
その時でも、原因は鍋をシェアしたことではなく、メンバーの中に感染者がいて歓談をしたことによって飛沫感染した、あるいは接触感染したという結論が出ました。

これはどういうことかというと、鍋のように高熱状態を保っている料理ではそもそも新型コロナウイルスは生存できないという事実があったので、原因は食品を摂ったことではないとわかったわけです。

出典:
食べ物から感染する? WHOが推奨する調理方法とは

ではなぜ食品からは感染しないのでしょう。
新型コロナの謎がすべて解明されたわけではないのですが、人体のどこから感染するのかというのは大体わかっています。

その前に新型コロナウイルスがどのように感染するかを簡単に説明します。
人間の体の細胞に「ACE2」という受容体があります。これは凹んだ形をしていて、ここに新型コロナウイルスのスパイク(凸型)がうまくはまるように出来ています。

スパイクとACE2が結合するとき、「TMPRSS2」「FURIN(フーリン)」といった細胞膜にあるたんぱく質の分解酵素があると、この融合をとても助けるのです。
ACE2、TMPRSS2が同時に発現する場所が肺、腎臓、小腸、精巣なのです。
FURINは肺と気管支にあることがわかっています。

スパイクとACE2が結合すると、ウイルスのスパイク部分が切り離され、ウイルス遺伝物質(RNA)入りの細胞が完成します。これでどんどんウイルス細胞をコピーすることができます。

出典:
新型コロナウイルスは、いかに感染し、そして重症化するのか? そのメカニズムが研究で明らかになってきた

さて新型コロナウイルスはACE2、TMPRSS2、FURINが存在する肺、腎臓、小腸、精巣で感染しやすいことがわかりました。

食べ物に新型コロナウイルスが混入していたとします。これは通常、口から入って食道を通り、胃に到達して消化されます。胃には強力な胃酸がありますから、ここに到達すれば
エンベロープ(膜)で覆われ防御されていたウイルスも死んでしまいます。

では口、食道ではウイルスはどうなるのでしょうか。
口中の唾液にはある程度のウイルス防御機能があります。唾液中の免疫物質がウイルスのスパイクを覆い、宿主細胞への結合を邪魔するのです。

出典:
「唾液の力」で新型コロナは抑制できる?

そして食べ物、ウイルス、唾液は食道を落ちていき胃へと到達します。

(画像をキューピーさんのHPからお借りしています)

この時気道は塞がれ、食物が食道を通っている間中は肺方面に異物が行かないようになっています。ウイルスが付着した食べ物はすべて胃へと落ちていきます。

ところが食物が喉を通っていない時は気道が開いており、空気中に漂っているウイルス飛沫は肺の方に出入りが自由になります。



気道の先には気管支があり、肺があります。つまりここで感染するわけです。

※これは理論上のお話です。唾液の免疫物質とウイルスの濃度によっては防御効果が十分に得られないことも考えられ、また口中~食道のACE2の発現量には個人差があり、「食物から絶対に感染しない」と断言できるものではありませんので十分な注意をお願いいたします。

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